男の友情の形

maabo2006-03-29

土曜日に仕事を終えてからS-DARAメンバーと大瀬崎へセルフダイビングへ向かった。 天気と気温はまずまずだが、そろそろ春濁りが入っているらしく透明度は5m程だった。 朝8時から1本目をエントリー、お昼には3本片づけて帰路へ。 一睡もしないでの「仕事→運転(横浜-大瀬)→ダイビング3本→運転(大瀬-横浜」はさすがにハードだったが、まだ若いと言うのを実感(笑
翌日は映画を見に行った。 アカデミー賞3部門受賞、ゴールデングローブ賞4部門受賞の「ブロークバックマウンテン」 主演は「ヒース・レジャー」と「ジェイク・ギレンホール」良い役してた。 これから見る人のためにネタバレはおさえておく。

物語は1963年のアメリカ、ワイオミング州ブロークバックマウンテンを舞台に進む。 定職が無い男二人が羊放牧の仕事を得て、ひと夏をここで過ごすことになる。 過酷な大自然の元で二人の友情はやがて男同士の許されない関係へと変化していく。 その後二人は互いに伴侶を得て子供を授かりながらもお互いを忘れられずに思い出の山「ブロークバックマウンテン」へ。 現代とは違いアメリカの保守的な時代で閉鎖的な土地に於いて20年の永きに渡り密かに愛を育んでいく二人の男の純粋な物語。 簡単に言えば同性愛の映画だが、奥は深い。 俺はゲイでもホモでもないが、この友情の形は理解できる。 そしてカウボーイの二人が馬にまたがりブロークバックマウンテンを行く姿がかっこいい、そのワイオミングの雄大な自然が超グレートで素晴らしい。 それだけ見ていても感動する映画。 60年代アメリカ西部のファッションも必見。
映画の中でキャンプをしながら「もう豆を食うのは飽きた」と言うのを見ていて、20年以上前にジェイクとジェイムスのショアパトロール二人と俺の三人で、ベースの裏に一軒家を借りて一緒に住んでいた時を思い出した。 ジェイムスはオクラホマ出身、毎日豆を食べていて、いつも付き合わされたっけ・・・俺は貧乏で食事を御世話になっていたので他に食べるものが無く我慢して食べていたけど、2食で飽きた。 

ブロークバック・マウンテン (集英社文庫(海外))

ブロークバック・マウンテン (集英社文庫(海外))