速攻、罰(ばち)が当たった

maabo2005-05-05

朝は6時から、お約束の露天風呂に入った(笑。 そして時間通りに8時頃「自称A型」の"ぶちょー"から携帯に電話が入った。 実は今日、別働隊で隠れ家に潜伏中の"ぶちょー"&"スダさん"と落ち合ってダイブの予定だ。 "みき嬢"は昨日のうちに連絡が入り、渋滞が嫌なのでと、脱落。 "りょうへいちゃん"と"しゃるちゃん"夫妻は4日までで引き上げたらしい(残念。

"ちー様"と俺のダイブ器材は"スダさん"が前もって運搬してくれているはず。(スダさん多謝です) "ちー様"は地形派でいらっしゃるのでポイントは、もちろん雲見。 チェックアウト後、熱川の先で師匠も交えての3人、車2台と合流。 昨日同様、これまた綺麗な春の南伊豆を通りながら雲見へ向かった。 途中「黄すいせん」が咲き乱れるところで休憩、感動。 後ろ髪を引かれつつ、先を急ぐ。
雲見到着、透明度7mなれど天候快晴! そして一本目で、それは起こったのだった(涙。 エントリー後、"ちー様"が久しぶりのドライと洞窟、日本の海なのでと、少し動揺をあそばされた。 あのノホホーン"ちー様"には滅多にないことで俺のがあたふた。 当然の如く、気はバディーのそちらに・・・ "ちー様"の様子を気にしつつ、クレパスを沈み進んでいたが、「ありゃ、買ったばかりのカメラがにゃい?あーどうしよう!?」 "ぶちょー"にスレートで伝え、一緒に探したが無い(涙。 その上、エクジット後にロクハンを脱ごうとしたらビリビリに破いてしまった(再涙。 「あ〜、贅沢をしたバチが当たった〜」 
悔しい思いをこらえて、2本目。 カメラを無くしたところで、師匠も含めて皆が一生懸命探してくれたが見つからず・・・でも・・・有難うみんな! 持つべき物は仲間です。

んでっ、その後、雲見で解散して俺たちは"ちー様"と再びバイクで大沢里へ向かう。 今日は我が愛する"ちー様"の為に特別なレストランを予約してあるのであーる。 このレストランのディナーは「一日に限定で、一組」しか取らないシステムで、内容は四川の中華料理、マスターは横浜中華街で修行した強者。 だけど〜、渓流沿いに走ってると不安に成るような、人里離れた山道のワインディングロードを進む。 そこへ目指すレストランの看板が・・・「あったー!?ここ?」 バイクを停めるが・・・「あー店内への入り口が、どこかわかんねぇー」って、言うような凄い隠れ家的レストラン。 この店は"やす君"に教えて貰ったところで「マジ」に!凄い店だった! 勉強になりましたです。 店の中に入ると・・・「かっちょええぇぇ〜!!」 カウンターバーが有り〜の、装飾から器から雰囲気とオーラがアルアルアル、山奥の秘密倶楽部って感じ。 

野菜は全て無農薬の自家菜園で採れた物を使い、魚介類は知り合いの漁師から分けて貰ったり、自分で取ったり、そのほか近くの川で3日かけても気に入った素材をGETする。 客がリラックスできる「本当のこだわり」がここには有るのだ。 値段は安くて、「これでもかっ」って程フルコースで出て、なんと一人4000円。 近頃多い「頑固オヤジの店」とか「値段が高いだけで胸くそ悪い」大馬鹿野郎の店とは違う、マスターやママの心のこもったもてなしや暖かみが手に取るように感じ取れる。 この店では、たえず時間が「ゆっくり」進み、かつ「いつでも自分達のためにだけ」最高の料理が提供されるのだ。 伊豆の山奥はこうして日が暮れていくのであった。